こちらではTwitterでも紹介していますが、難しい漢字の読み方について解説していきます。(随時更新)
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1.二字熟語編(あ~そ)
| 漢字 | 読み方 | 意味など |
| 浅葱 | あさぎ | 青色に近い藍色 「あさつき」とも読みます |
| 呆気 | あっけ | 意外なことに驚いて呆れる状態 |
| 軋轢 | あつれき | 葛藤の生じること。車輪のきしみ |
| 艶姿 | あですがた | なまめかしい姿 |
| 一掬 | いっきく | ひとすくい |
| 一蹴 | いっしゅう | 問題にもせず、はねつけること |
| 所謂 | いわゆる | 世間で言われている |
| 紆曲 | うきょく | うねり曲がること、遠回り |
| 鬱血 | うっけつ | 静脈の血液が滞留した状態 |
| 饂飩 | うどん | ご存知麺類のうどんです |
| 閏年 | うるうどし | 4年に一度、2月29日まである年 |
| 営巣 | えいそう | 鳥などが巣をつくること |
| 快哉 | かいさい | 気持ちいいこと 愉快だと思うこと |
| 瓦解 | がかい | 一部の崩落から全体が崩れること |
| 家禽 | かきん | 家畜の中で鳥類に属するもの(にわとりなど) |
| 葛藤 | かっとう | 心の中の相反する動機・欲求・感情で迷うこと NEW |
| 苛辣 | からつ | きびしく激しいさま |
| 瓦礫 | がれき | かわらと小石などの集まったもの |
| 間隙 | かんげき | すきま |
| 甘藷 | かんしょ | サツマイモの別名 |
| 杞憂 | きゆう | とりこし苦労 |
| 矩形 | くけい | 全ての角が直角の四角形 |
| 罫線 | けいせん | 2つ以上の項目を区切る、囲み線のこと |
| 頸椎 | けいつい | 頭部の支持をしている骨 |
| 鍵盤 | けんばん | ピアノなどの楽器で入力用のキー |
| 傲然 | ごうぜん | おごりたかぶる態度を示すさま |
| 虚空 | こくう | なにもない空間 |
| 壷中 | こちゅう | 臆病な者、壺の中 |
| 忽然 | こつぜん | にわかに 突然 |
| 狛犬 | こまいぬ | 獅子に似た想像上の動物で、像が神社や寺院の入口に置かれている |
| 狐狸 | こり | キツネやタヌキ |
| 罪業 | ざいごう | 罪になる悪い行い |
| 詐称 | さしょう | 氏名や職業などを偽ること |
| 惨禍 | さんか | 痛ましい災いや災害 |
| 恣意 | しい | 思いついたままの考え |
| 弛緩 | しかん | 緊張がゆるむこと |
| 弛張 | しちょう | ゆるむことと張ること 「ちちょう」とも読む |
| 叱責 | しっせき | 他人の失敗を叱りとがめること |
| 錫杖 | しゃくじょう | 僧が持つ杖状の仏具のこと |
| 遮蔽 | しゃへい | 覆って物陰にかくすこと |
| 充填 | じゅうてん | 欠けていたり空いているところに物を詰めて埋めること NEW |
| 種苗 | しゅびょう | 植物の種と苗 |
| 馴致 | じゅんち | なれさせること |
| 叙景 | じょけい | 風景を文章に書きあらわすこと |
| 深淵 | しんえん | 深い淵 |
| 震撼 | しんかん | 強いショックで震えあがらせることなど |
| 厨子 | ずし | 本尊や位牌を安置する仏具 |
| 凄絶 | せいぜつ | 非常に凄まじいさま |
| 脆弱 | ぜいじゃく | もろくて弱いこと |
| 煎餅 | せんべい | お菓子のせんべいです |
| 痩地 | そうち | 植物が育ちにくい、やせた土地 |
| 装填 | そうてん | 弾をこめること |
| 俗諺 | ぞくげん | 世間で言われることわざ |
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2.二字熟語編(た~ん)
| 漢字 | 読み方 | 意味など |
| 托鉢 | たくはつ | 僧尼が修行のためお経を読み、食料や金銭を鉢に入れてもらうこと |
| 知悉 | ちしつ | 知りつくすこと |
| 血眼 | ちまなこ | 逆上して目を真っ赤にしていること |
| 嫡子 | ちゃくし | 家の跡を継ぐ子 |
| 凋落 | ちょうらく | 衰えること。落ちぶれること |
| 諦観 | ていかん | 本質をはっきり見極めること |
| 逓減 | ていげん | 次第に減ること |
| 天秤 | てんびん | 重さを計る計測器の一種 |
| 慟哭 | どうこく | 悲しみに耐えられずに声をあげて泣くこと |
| 年端 | としは | 年齢の程度 NEW |
| 頓知 | とんち | その場で即座にでる知恵 |
| 亡骸 | なきがら | 人や動物などの死体 |
| 僻事 | ひがごと | 道理に合わないこと |
| 庇護 | ひご | かばって守ること |
| 筆鋒 | ひっぽう | 筆の穂先 文章の勢い |
| 払暁 | ふつぎょう | 明け方のこと |
| 侮蔑 | ぶべつ | 他人を侮り(あなどり)、さげすむこと |
| 偏狭 | へんきょう | 度量の小さいこと |
| 芳醇 | ほうじゅん | 香り高く味がよいこと |
| 茫洋 | ぼうよう | 広々として限りないさま |
| 勃興 | ぼっこう | にわかに勢力を得て盛んになること |
| 補填 | ほてん | 足りない部分を他の物などで補うこと |
| 眉間 | みけん | 眉(まゆ)と眉の間 |
| 冥利 | みょうり | 知らない内に受ける恩恵 |
| 網羅 | もうら | 余さず取り入れることなど |
| 朦朧 | もうろう | ぼんやりとして、はっきりしないこと |
| 矢鱈 | やたら | めちゃくちゃ、むやみになど |
| 蛹化 | ようか | 昆虫などがさなぎになること |
| 爛熟 | らんじゅく | 熟れ過ぎること |
| 凌駕 | りょうが | 他のものをしのぎ、上回ること |
| 篭絡 | ろうらく | 巧みにいいくるめること |
| 老爺 | ろうや | 歳をとった男性 |
| 歪曲 | わいきょく | ゆがみ曲がること |
| 童歌 | わらべうた | 子供に昔から歌い継がれてきた歌 |
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3.四字熟語編
| 漢字 | 読み方 | 意味など |
| 阿鼻叫喚 | あびきょうかん | 非常に悲惨でむごたらしいさま |
| 暗中模索 | あんちゅうもさく | 手がかりのない状態でいろいろ探ること |
| 意気軒昂 | いきけんこう | いきごみが盛んな様子 |
| 栄耀栄華 | えいようえいが | 富や権力を手に入れて、栄えること |
| 簡潔明瞭 | かんけつめいりょう | 表現が簡単ではっきりしていてわかりやすいこと |
| 甘言蜜語 | かんげんみつご | 相手の気を引いたりする甘い言葉 |
| 捲土重来 | けんどちょうらい | 一度負けた者が、勢力を増して再び攻めてくる事 |
| 古色蒼然 | こしょくそうぜん | いかにも古めかしいさまを表す |
| 四面楚歌 | しめんそか | 援護がなく、周りは敵ばかりのこと |
| 枝葉末節 | しようまっせつ | 主要ではない部分 ささいな部分 |
| 盛衰興亡 | せいすいこうぼう | 栄えたり衰えたりすること |
| 聡明叡智 | そうめいえいち | 知恵があり、理解する能力に優れていること |
| 長身痩躯 | ちょうしんそうく | 背丈が高くやせていること |
| 眉目秀麗 | びもくしゅうれい | 顔立ちが美しく整っている |
| 不倶戴天 | ふぐたいてん | とても深い恨みや憎しみのこと |
| 判官贔屓 | ほうがんびいき | 弱いものに同情して肩をもつこと |
| 放蕩三昧 | ほうとうざんまい | 勝手気ままにふるまうこと |
| 唯我独尊 | ゆいがどくそん | 自分が一番優れているとうぬぼれること |
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4.動植物編
| 漢字 | 読み方 | 説明 |
| 信天翁 | あほうどり | 大型の海鳥 |
| 翡翠 | かわせみ | 鳥の仲間でとても美しい |
| 蟷螂 | かまきり | 鎌のような前足を持った、肉食の昆虫 |
| 鍬形虫 | くわがたむし | 子供から大人まで、人気がある昆虫です(^o^) |
| 蝙蝠 | こうもり | 空を飛ぶネズミに近い種類の哺乳類 |
| 犀 | さい | 大きな角をもつ草食獣です |
| 細魚 | さより | 口先が尖った海の魚 「針魚」とも書く |
| 柳葉魚 | ししゃも | 卵が美味しい魚です |
| 樹懶 | なまけもの | 南米に住む、あまり動かない哺乳類 |
| 鯔 | ぼら | 卵はカラスミとなる、スズキ目ボラ科の海水魚 |
| 鰤 | ぶり | 冬に美味しい青魚です |
| 猟虎 | らっこ | 北の海に住む可愛らしい哺乳類 |
| 栗鼠 | りす | 日本にも生息している、可愛らしい動物 |
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