名古屋市守山区発「街のパソコン便利屋さん」です

役立つかも知れない?パソコン雑記帳

パソコンに関する事を初心者の方向けに、雑記帳形式で書いています。

*こちらに書かれている内容は、あくまでも私個人の見解ですので、ご参考程度にお考えください

1.パソコン本体&周辺機器について

(1)パソコンの中古は買っても大丈夫?

一概には言えませんが、パソコンのリースアップ品(企業などがリース期間満了で返却されたもの)は、当たり外れが大きいかと思います。私もリースアップのノートPCを購入したことがありますが、1年も経たないうちにバッテリーが劣化して常時電源を繋いでましたが、その後に液晶のバックライト切れを起こして、けっきょく廃棄処分にしました。リースアップ品は企業で使われていたものメインなので、毎日何時間も電源を入れっぱなしで酷使された物も有りますし、中にはほとんど使われていない物もあります。また3年から5年以上前の機種になりますので、スペック的にも心配な物もあります(HDDやメモリーが小容量)。お得に購入出来ることもありますが、購入する際は販売店の保証期間とパソコンのスペック(性能)をきちんと確認して、購入されることをオススメします。

(2)パソコンのCPUとメモリーってなに?

CPU

「CPU」とは、キーボードやマウスからの入力、またSSD、ハードディスクなど記憶デバイス(データー等を記録する機械)からのデータを受け取って、演算したり各デバイスの制御を行うパソコンの頭脳みたいなものです。Central Processing Unitの略で「プロセッサー」とも呼ばれています。「CPU」の性能が高いと処理が速くなり快適に動くので、パソコン全体の性能を左右するとても大切なものです。能力は「コア数」とクロック周波数を表す「Hz(ヘルツ)」という単位で表示されますが、一般的に数値の大きなものの方が性能が高いです。

メモリー

「メモリー」は、パソコンのデーターを一時的に記憶を担当する部品で、作業スペースみたいな役割をしています。容量が小さいと空きスペースが出来るまで作業が中断しますので、大きな容量を持っている「メモリー」の方がパソコンも快適に動きます。 能力は容量を表す「GB(ギガバイト)」で表示されていますが、数値の高いもののほうが容量も多いです。 上記の「CPU」と共に「メモリー」はパソコンの性能を大きく左右します。動画を見たり、写真の編集・加工をされる方、複数のアプリケーションを同時に動かす方には、少なくとも8GB以上の物が必要となります。

(3)WindowsのログインにはPINコードがオススメです

パソコンを起動してパスワード入力やPINコード入力で、ログインされている方が多いかと思いますが、マイクロソフト社ではPINコードの利用を推奨しています。PINコードは数字4桁でセキュリティ上は危ない様に思われますが、そのパソコンに紐付いているので設定したパソコンからでしかログインができません。反面パスワードは、パスワードが盗まれた場合にインターネットを通じてリモートアクセスにより、そのパソコンにログインする事が可能です。

・PINコード  設定したパソコン本体と紐付けされており、外部からリモートでWindowsにログインできない

・パスワード  流出してしまえば、外部のパソコン等からリモートで Windowsにログイン可能

外部からパソコンへの不正アクセスリスクを避けるためにも、「PINコード」のご利用をオススメします。

<設定方法>

「Windowsキー」と「Iキー」の同時押しで設定を開く⇒「アカウント」をクリック⇒「サインインオプション」をクリック⇒「Windows Hello 暗証番号(PIN)」をクリックし「追加」をクリック⇒現在のパスワードを入力後に希望する4桁のPINを入れて終了。

(4)パソコンの電源はこまめに落とした方がいいの? 

みなさんは、パソコンの電源は毎日落として(シャットダウン)いますでしょうか?仕事などで毎日使われる方の中には、電源を落とさずにずっとスリープにされている方もおられます。スリープではパソコンの電源は切れていませんので、内部が高温を保ったままになったり、要らないデーターが積み重ねられて動作が重くなったりします。また電源ユニットにも負担が掛かるので、寿命にも影響してきます。パソコンを立ち上げる時に使う電力は知れてますし、起動する時間もSSD搭載のパソコンでしたら知れています。持ち歩きの際はもちろん、長時間パソコンを使わないときは電源を落とすようにしましょう。

(5)パソコンのお手入れ  

長く使っていると、パソコンもホコリや手垢で汚れてきます。今回はお掃除するポイントについて書いてみます。

  • 排熱を確保するために、通風孔のホコリをしっかり取り除く・・・パソコンは狭い筐体の中に多くの部品が詰まっています。中にはCPUなど発熱する部品もありますので、通風孔がホコリで詰まっていると排熱が出来なくて、動作に大きな影響を及ぼします。ブロアなどを使ってホコリはしっかり取り除きましょう。
  • 本体を拭く時は、乾いたマイクロファイバーなどの柔らかい布で拭くと良いです。あまりに汚れがひどい時は、中性洗剤を少し含ませて固く絞って拭き取り、その後に水を濡らして固く絞った布で拭き取ると良いでしょう。くれぐれも水滴をキーボードなどに垂らさないように気を付けてください。

(6)ビジネス用マウスの選び方  

パソコンの長時間使用も多いビジネスでは、短時間使用が主な家庭用に比べて、マウスのフィット感が重要になってきます。

またクリック音が軽減された、静音性を重視したモデルもありますので、オフィスの環境によっては考えましょう。

Excelでの作業が多い方には、ホイールがチルトして横スクロールが可能なタイプもありますので、使用する目的に応じて選択すると良いかと思われます。

(7 )USB2.0とUSB3.0、その違いは  

①データ転送速度、USB2.0が最大480Mbpsに対して、USB3.0は最大5Gbpsと10倍以上の開きがあります。

②電力供給量の違い、USB2.0の500mAに対して、USB3.0は900mAと、大きな違いがあります。

どちらも互換性はありますが、USB3.0をUSB2.0規格のポートに接続した場合は、USB2.0の転送速度・電力供給量が最大になります。

(8)Bluetooth  (NEW)

PCとスマホ、マウスなどの周辺機器を繋げる、無線通信技術がBluetoothです。

10mほどの距離で使える、便利なものですが注意点があります。

電波で接続する方式のため、電子レンジやワイヤレススピーカー、無線ルーターなど、他の電波による干渉を受けやすいので、接続時には注意が必要です。

また1対1の通信を想定しているので、PCに複数のスマホを繋ぐことは出来ません。

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2.ソフトウエアについて

(1)ブラウザとは

ブラウザとは、パソコンやスマホなどからインターネットに接続して、ネット上のホームページなどのWEBページを閲覧したり操作をするソフトです。HTMLやCSSといったプログラミング言語で構成されたソースコードを読み取り、WEBぺーじとして表示する役割を担っています。よく知られているものに、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeなどがありますが、 Google ChromeがGmailや各種Googleサービスとの連携も良く、国内でも最もよく使われております。ちなみに初心者の方に私のオススメするブラウザも Google Chromeです。

(2)メールソフトとWEBメールの違い 

メールを送受信したり管理するには、パソコンなどにダウンロードして使う「メールソフト」(代表例:Outlook、Thunderbird)と、ブラウザで操作を行うEBメール」(代表例:Gmail、Yahooメール)の2種類があります。それぞれ長所と短所があるので、解説をしていきたいと思います。

①メールソフト

パソコンなどにダウンロードして設定したのちに使用可能になりますが、メリットとしては ①オフラインでも送受信したメールの閲覧が可能、②長期間のメール保存が可能 ③多彩な機能などがあげられます。一方デメリットとしては、①複数の端末で使いたい時は、それぞれインストールと設定が必要などがあります。ビジネスで使うには、こちらの方が良いでしょう。

②WEBメール

こちらはインターネットに接続してブラウザ上で送受信したり管理するものですが、メリットとしては、①インターネット回線を繋げれば、どの端末からでも利用可能、②インストールしたり、複雑な設定がない、②パソコン内部にデーターを保管しないので、デバイスの容量に負担を掛けないなどが挙げられます。デメリットとしては、①インターネットが繋がらないと、送受信済みメールの確認ができない、②メールサーバーによっては、メールの保管期間や容量制限が有るので保存が必要などです。パソコンだけでなくスマホで外からでも、メールを使いたい人向けです。